社会貢献活動(福祉・教育・文化・まちづくり)を目的とし、利用者様やそのご家族様、また地域の方々のご協力が得られる様、文化交流・地域交流を深め、その生きを相互に支え合えるよう、自尊の心を育む、あたたかな心の拠り所を目指し、地域社会の連帯と統合を図ります。
また、「命」について日ごろから想いを馳せ、そのかけがえのな人生を支え、ともに歩み、利用者様の多様性の容認と人権を擁護し、社会に開かれた居場所づくりの確立を目指し、地域福祉に貢献します。
~安心して暮らせるあたたかな居場所づくりを目指します。~
泉里会は、障がいのある方々が、安心して住み慣れた地域で暮らせる居場所づくりを想い願い、平成17年2月、同志たちが集い創立しました。
創立から10年以上の月日が経ち、ありのままにひたむきに生きておられる利用者様ご家族様が抱えておられる生活課題や問題に向き合い、社会とのつながりを大切にしながら、利用者間が互いに支え合い、自尊の心を育む、あたたかな心の拠り所を目指し活動しております。
この被災地に広がる復興の槌音とともに、今後も職員一同利用者様の支援をさせていただけることに感謝し、地域貢献に努めて参ります。
職員一同
~経営理念~
一、人は常に平等・公平が基本であること。
一、人は常に相手の立場に立って考え行動すること。
一、人は常にお互いの本音で語り合うこと。
~ケアホームめぐみ運営方針~
一、利用者様の意思や人格を尊重し、利用する人の立場で心通うサービスを行う。
一、利用される方々が持つ能力に応じ自立のできる生活支援サービスを行う。
一、利用者様が安全で安心な生活ができるようご家族様と職員の連携を大事にした運営を行う。
一、利用者様とそのご家族様が地域の方々の自発的な活動と協力が得られるよう地域交流に努め、地域福祉に貢献する。
~虐待防止理念~
一.「特定非営利活動法人 泉里会 ケアホームめぐみ」(以下、当法人とする。)は利用者様の虐待防止義務を果たすとともに利用者様の意思・思想・世界観を尊重し、人権擁護を規範とした寄り添い型の支援を行うものとする。
一.当法人職員は、利用者様に対し「不適切な支援」を行わぬよう、職員ひとり一人が、その支援の責務を全うし、業務責任を果たすものとする。
一.当法人は、利用者様における「障害特性」「その人なりの個性」を尊重し日々支援に対する技術不足解消に努めるものとする。
~倫理綱領~
一、私たちは、利用者様おひとりお一人の生き方(人生・命)を尊重し、相互にかけがえのない存在として尊厳します。
一、私たちは、利用者様おひとりおの一人違いや個性を大切にします。
一、私たちは、利用者様が決めたことを尊重します。
一、私たちは、一切の差別を許さず、自身の言葉・行為・非言語的な要素も含め常に謙虚さをもち、反省し、学ぶ心を失わない人間性を持ち続けます。
一、私たちは、利用者様おひとりお一人の安全を守り、安心感という土壌を築き上げ、今ここに自身が存在するあたたかな心の拠り所を目指し活動します。
一、私たちは、地域に潜在的に存在する生活上の課題や問題に向き合い、社会とのつながりを大切にします。
~行動規範~
1.否定しないこと
私たち職員は、利用者様の発言に対して真摯に向き合い、誠実な対応しなくてはなりません。職員個人の感情で利用者様の考えや思いを変えることなく受け止めなくてはなりません。職員個人の都合によって発言し、その言葉により、利用者様の希望や要望を切り捨てることの無いようにしなくてはなりません。利用者様の人権を奪うことの無い支援、対応をしなくてはなりません。利用者様の自主性・自発性を損なうことの無いよう、自己決定の能力を損なわせることの無いよう対応します。
私たち職員は「自分のことは、自分が決め、想い描く生活の尊厳」という当然の権利を守り抜きます。
- 利用者様の意見、想いを聴くこと無く、職員個人の感情、考えを押し付けない。
- 利用者様の意見や想いを聴くこと無く、職員個人が決めつけた判断をし、勝手に計画などを決めない。
- 利用者様の判断、決定能力を損なわせることの無いよう、はじめから出来ないと決めつけない。
- 職員個人の決めつけで、利用者様の行動、言動を止めない。
- 職員個人の感情で、利用者様を否定する言動、行動はしない。
2.見下さないこと
私たち職員は、自分自身が気づかぬうちに、利用者様を軽視し、支援、対応を行ってしまうことがあります。支援、対応を行う最中、利用者様の拒否が無いと勘違いをし、本心、真意を理解しようともせず、利用者様を傷付けてしまうことがあります。それは、利用者様の自尊心を失わせてしまうことになります。また、生活意欲を失うことにもつながります。
私たち職員は、利用者様が見下されることの無い生きる権利を尊厳し守り抜きます。
- 私たち職員と利用者様は対等であり、子ども扱いはしない。
- 利用者様が意欲的に取り組もうとしていることを奪うことはしない。
- 利用者様が出来ることまで手を貸すことはしない。
3.乱雑な関りをしないこと
私たち職員は、個人的な感情により利用者様に対して、雑な関りをしてしまうことがあります。そのことにより、利用者様は、自分自身は相手にしてもらうことが出来ない、自分の気持ちに気づいてもらうことが出来ないという不安が募り、孤独感・孤立感を抱いてしまいます。
私たち職員は、利用者様の声に耳を傾け、さらに声なき声に理解を示し、利用者様の自己主張を守ります。
- 声をかけること無く勝手に居室に入らない。
- 職員の個人的な感情や都合を押し付け、待たせたり、放置したり、無視してはならない。
- 誠実さ、丁寧さに欠けた態度、対応はしない。
- 「あなたたち!」「ちょっと!」など名前で呼ばずに声を掛けないこと。
4.傷をつけないこと
私たち職員は、利用者様の尊厳を傷付けていることに気づかず対応していることがあります。利用者様の生理的、精神的な面に留意、配慮し、不安やストレスを生じさせることの無いよう、心通い合うコミュニケーションを図り、安心できる対応、支援を行(おこな)います。
- 無視はしない。
- 本人が嫌がること、やめてほしいことは一切しない。
- 拒否(きょひ)はしない。
5.威圧的な態度をとらないこと
私たち職員は、常に利用者様との信頼関係が生じるようあたたかな心をもち対応しなくてはなりません。しかし、職員の個人的な感情により、威圧的な態度で対応してしまうことがあります。利用者様が職員の話すことに従うように対応し、萎縮させ、利用者様の想いを拒絶してしまうことがあります。
利用者様の言葉、非言語的表現を含め、出来ないことへの苦しみや悔しさ、やるせない思いを汲み取り、適切な支援が行えるように威圧を全て失くし、仲間意識をもち、常に対等な関係を目指します。
- 如何なる状況においても暴力、暴言は、振ることはしない。
- 言うことをきかせようと、命令、調教、強要はしない。
- 名前で必ず呼ぶこと。呼び捨てはしない。
- 命令口調で対応、支援はしない。
- 急がせようとして利用者様に暴言を吐いたり、無理やり押し付けたり、引っ張ったりなどはしない。
- 大きな声で罵声を浴びせるような注意の仕方はしない。
- 職員の私的感情を利用者様にぶつけたりしない。
6.汚れた状態にしないこと
私たち職員は、利用者様の生活空間、身なりに対して、見て見ぬふりはせず、季節や時、場所、活動に適した衣類を装い、衛生面に配慮した快適で健やかな暮らしとなるよう支援します。
- 爪や髭、髪を伸びたままにしない。
- 衣類の汚れや乱れに気づきながら放ってはいけない。
- 季節や状況に合わない服装を放ってはいけない。
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